生態的ニッチ戦略

生態的ニッチ戦略で高収益事業へのに転換方法を学べます。

コラム:チャレンジし続けることが成功の鍵

成功の反対語は?

「成功の反対語は?」と聞かれると、多くの人は「失敗」と答えるでしょう。しかし、成功者の中には、「成功の反対語は、チャレンジしないこと」と考えている人がいます。
パナソニックの創業者である松下幸之助さんも、「失敗したところでやめるから失敗になる。成功するまで続けたら、それは成功になる」と言っています。
と言うことは、成功の反対語は「チャレンジしない」あるいは「努力しない」「あきらめ」となるのでしょう。つまり、失敗は成功のプロセスの1つです。

イノベーションの反対語は?

それでは、「イノベーションの反対語は?」と聞かれたら何と答えますか?
辞書的な回答では「保守」「固執」「既得権意識」「退化」などでしょうか?
では、「成功の反対語」と同じように答えるとどうなるのでしょうか? イノベーションの反対語が、「今の我が社」や「今の私」となれば、「俺たちに明日はない」になってしまいます。

チャンスは自らつくるもの

皆さんの中には、イノベーションができていないのは「お金が・・」「社員が・・」「時間が・・」と考えている人がいるかもしれませんね。
しかし、「条件がそろったら」なんて考えていては、いつまでたってもイノベーションなんて起こせません。条件は待つものではなく、みずから整えるものなのです。
ドラッカーは、「チャンスはやってくるものではなく、みずからつくるもの。探しだすもの」と言っています。あれこれチャレンジしているうちに、おもしろそうな形が整ってくると、あちこちから協力の手を差し伸べてもらえます。それがイノベーションの成功の鍵になります。