生態的ニッチ戦略

生態的ニッチ戦略で高収益事業へのに転換方法を学べます。

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

コラム:総合化と専門化

組織社会では、ますます専門特化する ドラッカー曰く、現代は組織社会である。組織社会は、それぞれが得意な分野に絞り込んで、力を発揮していき、全体として生産性を高めていく社会である。 とは言え、それも程度と状況による。相対的には、大企業がより専…

コラム:品質とは何かを勘違いしていないか

良いモノは売れる 良いモノは売れる。これに異を唱える人はいないだろう。では、何をもって「良いモノとするのか」、これが問題だ。 通常、2つのパターンが考えられる。一つは売る側が考える品質であり、もう一つは買う側が考える品質だ。 なお、「良いモノ…

コラム:ドラッカーだけ学びなさい

なぜ、ドラッカーだけ学ぶのか 自然発生的にバラバラに発展してきた経営に関する理論を、「マネジメント」という形で体系化したのがドラッカーである。だから、人々は、彼のことを「マネジメントの父」と呼ぶ。 その後、さまざまな経営の分野で優れた理論が…

012 マーケティングを理解する

マーケティングとは 中小企業のマーケティング活動は、原則は大企業と同じでも、活動そのものはまったく異なる。 まず、すべての企業に共通するのは、顧客や市場から事業を組み立てること。これは、マーケティングの大原則である。ドラッカーは、「マーケテ…

コラム:独自化の勧め

差別化では、まだ足りない 彗星のごとく現れ、駆け足で去っていった米アップル社の創業者スティーブ・ジョブズが次のような言葉を残しています。 異性を口説くとき、ライバルが10本のバラを贈ったら、君は15本贈るかい?そう思った時点で君の負けだよ。ライ…

011 自社の強み

強みが事業である 競合商品やサービスがたくさんあるなかで、なぜ、顧客は当社から買ってくれるのか。 それは、他社にない魅力が当社にあるからに違いない。その魅力とは何か。また、その魅力を生み出している能力(強み)は何か。 顧客に買ってもらえる魅力…

創造的模倣という発想

他業界・他社の事例が参考にならない? 私が講師を務めるセミナーでは、いつも、経営に役立てて(ドラッカーのいう創造的模倣をして)頂こうと他の業界のビジネス・モデル(儲かる仕組み)を紹介しています。 ところが、ときには、「弊社は特殊すぎて、他社…

010 利益

利益とは何か 事業活動の目的ではなく結果である。顧客への貢献の結果として得られるものである。 また、利益は、きわめて重要な目標ではあるが、唯一の目標ではない。マーケティングの目標、イノベーションの目標、生産性の目標、人的資源の目標などととも…

コラム:本質を知って情報を取捨選択する

「利益の最大化」は正しいか? 本日(2015.12.21)の日本経済新聞に、「強い事業は知財戦略から」という見出しの記事が載っていました。「技術開発は、全社の利益を最大化することからスタートしなければならない」というのが理由です。 これは正しいのでし…

009 企業の目的は顧客の創造

売上げがないのは企業ではない ドラッカーの代表的な教えのひとつが「企業の目標は顧客の創造」だ。一見、難しそうな表現だが、素直に受け入れればよい。 顧客がいないと売上げがない。利益もない。コストも賄えない。そのような状況では企業として存続でき…

コラム:チャレンジし続けることが成功の鍵

成功の反対語は? 「成功の反対語は?」と聞かれると、多くの人は「失敗」と答えるでしょう。しかし、成功者の中には、「成功の反対語は、チャレンジしないこと」と考えている人がいます。 パナソニックの創業者である松下幸之助さんも、「失敗したところで…

008 当たり前のことなどないと思え

変化が常態である 経営環境は、刻一刻と変化している。したがって、私たちは「変化を当たり前」と考えなければならない。 しかし、実際に私たちが考える「当たり前」は、変化を前提としているのではなく、昨日までそうだったことを前提にしている。だからこ…

007 社長に必要な4つの能力:その4 運営力

実行あってこその経営 認識力・構想力・構築力があっても、実際に仕組みを動かし、コントロールできる運営能力がなければ、事業として成立しない。経営は実践してこそ、成果に結びつくからである。 その運営力だが、構築力以上に、人に対する影響力がさらに…

006 社長に必要な4つの能力:その3 構築力

ドラッカーのニッチ戦略 構築力とは 構築力とは、実際の「仕組みづくり」「組織づくり」「組織化」と言い換えることができる。これは、社内の組織を指すだけではない。協力業者・供給業者、販売先、消費者なども含む仕組み(ビジネス・モデル)づくりである…

お知らせ:新刊が出ました。

12月11日に「カーネギー3」が発売されました。 「人を動かす」「道は開ける」とは、自分自身が変わることにほかなりません。 人が動かなくても、自分の心を変えることで、道が開変えることは多々あります。 人に影響力を与えなければならない仕事に就いてい…

コラム:ニッチ市場を見つける着眼点

オタク市場 ニッチ市場の見つけ方ですが、とっておきの着眼点がありました。それは、「オタク」と「信者」です。 まず、世の中にはオタクと呼ばれる人たちがたくさんいます。一般的に見れば、「行き過ぎた」「そこまでやるか」と思われるくらい、ある対象に…

005 社長に必要な4つの能力:その2 構想力

構想力の必要性 どのような事業を、どのように展開するかの基本的な枠組み(グランド・デザイン)を考えるには構想する力が必要になる。 人にも会社にも、「できること」と「できないこと」がある。経営環境を認識し、社内事情を認識し、どのような市場で、…

004 社長に必要な4つの能力:その1 認識力

認識力が経営力のスタート 同じ経営環境、同じような経営資源で、業績に差が出るのはなぜか。それは、何よりもモノやコトのとらえ方、活かし方が違うからである。 そのモノやコトのとらえ方が「認識」である。経営力の差は、すべての思考の下地になる「認識…

003 ドラッカーの事業戦略を突き詰めると2つの要素になった

経営方針を決める ドラッカーは「市場のセグメンテーション」と「市場でのポジショニング」を経営方針と言っている。つまり、ここで勝つの「ここ」(ニッチな対象市場)を決めるのが経営方針だ。 大企業はともかく、中小・零細企業は、「ここ」をニッチ市場…

002 ドラッカー200回以上の読破は本当か?

私が「ドラッカーを200回以上読んだ」というと、主催している【ドラコン藤屋のニッチ戦略塾】の塾生のなかにも「先生、本当のところは、何回ぐらい読んだのですか?」と聞く人がいる。「ドラッカー200回」をハッタリだと思っているのだろう。 修士論文を書く…

001 藤屋がドラッカーに打ち込むようになったきっかけ

自称『ドラコン藤屋』の藤屋伸二です。 ドラコン藤屋とは、「ドラッカー・コンサルタントの藤屋伸二」の略称である。 今では、ドラッカー関連の著書・監修書の累計が200万部を超えており、雑誌への寄稿、セミナーなども行っていることから、「ドラッカーを日…