生態的ニッチ戦略

生態的ニッチ戦略で高収益事業へのに転換方法を学べます。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ドラッカーの『マネジメント』のYouTubeチャンネルを立ち上げました。

まずは、チャネル紹介動画です。 「知るドラッカー」から「実践するドラッカー」へ youtu.be

藤屋式ニッチ戦略塾 無料体験のご案内

高収益を実現できるニッチ市場は、ほとんどあらゆる分野に存在します。そのニッチ市場を見つけ、オンリーワンの仕組みをつくるのが「生態的ニッチ戦略」です。 またその方法を学び、実践するのが【藤屋式ニッチ戦略塾】です。講師や塾との相性を確認してもら…

売上よりも利益の確保を優先する

ドラッカーは、『創造する経営者』でこんなことを述べています。 市場シェアの優位は、利益をもたらさずにコストをもたらしがちである。市場シェアの大きな企業は、あらゆる領域において、事業を行おうとする。しかし、あらゆる領域において卓越した活動を行…

中小企業のイノベーションへの取り組み方

イノベーションとは、社会のニーズや変化をチャンスととらえ、利益をあげる新たな仕組みをつくることです。 したがって、技術革新はイノベーションの一部にすぎません。 たとえば、食品を腐らせない器機として冷蔵庫があります。 その冷蔵庫を、温暖化を踏ま…

中小製造業の技術開発

技術は多くの人が誤解しているように、「科学」と捉えるのは間違いです。 科学の応用ですらありません。 技術は「モノのつくり方」です。 したがって、技術はかなり定型的かつ予測可能な技能(スキル)としてとらえることができます。 たとえば、「新しい知…

日本人の購買志向の変化

日本人は、より多くの商品(モノ)ではなく、より多くの満足(価値)を求める買い手になったのではないでしょうか? もしそうなら、「品質」も売り手の価値観ではなく、買い手の価値観から導き出さねければなりません。

選択と集中が必要なわけ

中小企業は限られた経営資源(ヒト・モノ・カネ・時間)しか持ち合わせていません。 とりわけ優秀な人材には困窮しています。 したがって、中小企業にとっては、選択と集中が必須不可欠です。 業績を上げる基幹的な活動をはっきりと認識し、個々人の責任とし…

顧客志向の本質

自社は、商品やサービスの製造・仕入れ・販売するためではなく、顧客の購買意欲をうながし、自社から購入したいと思わせるような活動をするためにある、と考えなければなりません

中小企業が優雅に経営する方法

中小企業の対象市場は、ニッチのほうが有利です。 それは、あれもこれもと広げるよりも、絞り込んだほうが、ナンバーワン(=オンリーワン)になりやすくなります。 オンリーワンになれば、一定の売上を確保できるとともに、粗利益率も上がります。

固定概念を打ち破る思考法

私たちは、機械的な人工物を道具だと考えがちです。 しかし、それでは狭義にとらえすぎです。 たとえば、九九表、アイウエオなどの言語、漢字、数学や物理の公式、音符など、抽象的なコンセプトもすべて道具です。 これらを道具として考えてなかったとしたら…

コンピュータやAIに対する正しい認識

コンピュータやAIは、人間の知識労働を補完するものであって、決して人間に代わるものではありません。 少なくとも、この10年くらいは取って代わられることはないでしょう。 とは言っても、肉体労働の多くはロボットなどに取って代わられる可能性はありま…

常識や当たり前は、正しくない

その昔、誰もが正しいと考えていた常識や当たり前の多くは、今では笑い種(ぐさ)になっています。 たとえば、「地球は平らである」「地球は宇宙の中心である」などなど。 経営においては、「みんながこう考えているから」という理由で、検証もせずに何かを…

過去の成功を重視するとリスクを招く

人は大きな成功をすると、その成功の方法が永遠に有効であると考える傾向があります。 しかし、その成功は、そのときの環境に適合したからであって、今日の環境に適合するとは限りません。 反対に、環境の変化で適合しない確率のほうが高くなります。 したが…

大失敗を避ける方法

過去の成功パターンを繰り返さないことです。成功パターンを繰り返すと、いつか必ず失敗します。 と言うのも、過去の成功を導いた条件は、環境変化で変わるからです。 したがって、過去の成功は、そのときの環境に適合したから。あるいは、新たな環境を創り…

真の競争相手は?

直接的な競争相手は、同業他社ですからすぐにわかります。 わからないのは、間接的な競争相手です。 間接的な競争相手とは、見込み客が重視する価値をめぐって、顧客の金と時間を奪い合う相手です。 ドラッカー流に言えば、キャデラックは、大衆車と競争して…

ニッチ戦略の指導者になるセミナーのご案内

現在の顧問先・顧客、価格に満足していますか? 経営資源に制限がある中小企業には戦略が必要です。 中小企業は、自社に有利なニッチな市場を見つけて価格競争を回避しなければ、十分な利益を上げることができないからです。 そのためには、特定の地域、特定…

時間管理のための自問自答

ドラッカーは、「当社は何をして忙しいか。何をするために忙しくすべきか」という自問自答を重視しました。 時間は、ヒト・モノ・カネに次ぐ第4の資源です。 時間の有効活用が、生産性を向上させます。 たとえば、時間を基準にコストを分析する(活動基準原…

社名や店名の変更はNG?

社名や店名の変更は難しいと思い込んでいるかもしれませんが、 実態を表していないものを、特徴を表すものに変更することに、なんら問題はありません。 手順さえ踏めば簡単に達成でき、すばらしい効果をもたらします。 そもそも、意味がわからない社名や店名…

集中とマーケティング

事業を「選択と集中」すると、短期間では売上げが減少しても、長期的には増大します。 それは、特徴を尖らせることができるようになり、それを強く求める見込み客から見つけてもらいやすくなるからです。 また、「集中」と「ネーミング」には強い相関関係が…

製造業でもっとも重要なものは?

製造業において、顧客満足をもたらし、売上を増やし、利益を増やすものは、雇用をもたらすものは技術とされています。 しかし、技術は、限界を超える道具であり、可能性を教えるものにすぎません。 製造業においても、顧客満足をもたらし、売上や利益を増や…

はがし忘れにしては、ずいぶん時間が経っているような。。。

あえて事業を再定義する

「わが社の事業は何か」に答えるのは簡単なことではありません。 たとえば、「わが社の事業は、化粧品製造販売業である」は、産業分類的には正しいかもしれませんが、マーケティング的には意味がありません。 かつて、化粧品大手のレブロンの社長は、「工場…

◆製造業の生産性が高い理由 製造業が製造の改善について考えるとき、作業の生産性を向上させることだけを考えるのではありません。 まったく新しい作業の方法を発見するか、もっと徹底的に、業務そのものを変えてしまう方法を見つけ出そうと努力します。 今…

サービス業の生産性向上の事例

「仕事の論理」や「技術の論理」ではなく、「人の心の姿勢」でサービスを考えているかぎり、サービス業の非効率は改善できません。 また、顧客満足も、従業員満足度も低いままでしょう。 そこで、サービス業の生産性向上を図るときは、アマゾンのリコメンデ…

製造業とサービス業の違い

工場でつくられる商品は、社外でつくられるサービス(営業活動、機械の保守・修理など)や、提供されるサービス(デリバリーなど)よりも、品質や性能の点で画一的だとされています。 この指摘はたぶん正しいでしょう。 社外での行動をコントロールするのは…

『ドラッカーの教え 見るだけノート』が中国で発売されます!

2021年2月に発売された『ドラッカーの教え 見るだけノート』(藤屋伸二監修)が、このたび、中国で出版されることになりました。

サービスの問題は「心の姿勢」(精神論)で十分か?

サービス業の問題は、一昔前の発想にとらわれていることにあります。 さらに困ったことに、それを「良し」としているため、革新が進んでいないことです。 サービスという言葉からは、個人的な資質に頼っているイメージが浮かんできます。 つまり、社員教育で…

創造的模倣で生産性を向上する

かつて、製造業では、高コストの気まぐれな職人芸から、低コストで成果の予測が可能なモノづくりに移行しました。 販売業やサービス業の質と効率を向上させるには、この技術論的思考を創造的に模倣して、業務プロセスの改善に応用するのが最適な方法です。

イノベーションは体系的な努力から

ドラッカーは、「イノベーションの目標を達成するためには、体系的で反復的な作業が求められる。この反復作業をマーケティングの実践と呼ぶ。そのためには、市場の分析、体系化、多大な努力が必要になる」と言っていました。 アイデアによるイノベーションは…

多角化の考え方

会社は、1つのコンセプトに集中すれば、その下で個別のブランドを展開(多角化)することができます。 たとえば、ファッション・宝飾品・時計類のラグジュアリー・ブランド市場において、LVMHに次ぐ第2位の企業グループにリシュモン(本社はスイス)が…