生態的ニッチ戦略

生態的ニッチ戦略で高収益事業へのに転換方法を学べます。

サービスの問題は「心の姿勢」(精神論)で十分か?

サービス業の問題は、一昔前の発想にとらわれていることにあります。

さらに困ったことに、それを「良し」としているため、革新が進んでいないことです。

サービスという言葉からは、個人的な資質に頼っているイメージが浮かんできます。

つまり、社員教育で社員のレベルアップを図ることでサービスの質を向上させようとしているのです。


その社員教育は、「顧客満足のための気配り・立ち居振る舞い」が中心になっています。

それは、サービスを向上させるために、「もっと気を配れ、もっと額に汗して努力せよ」ということになります。

この程度の発想では、さらに優秀な人材の確保が難しくなって経営環境で、サービスの向上は望めそうにありません。


もっとも、社員教育を否定するものではありません。

それと同等以上に、「仕組としてのサービス向上」が必要だと言いたいのです。