生態的ニッチ戦略

生態的ニッチ戦略で高収益事業へのに転換方法を学べます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

モノづくり中小企業あるある その6 営業しても結果が出ない

営業は苦手だけど、背に腹は代えられないので営業しているが効果がない・・・これって、辛いですね。 でも、特徴がある商品があれば、特徴を尖らせるニッチ戦略で結果がでます! youtu.be (20秒)

顧客を「安さで釣る」ことはできない

貴社にできる安売りや値引きは、他社にもできます。だから、粗利益率を下げるだけで効果はありません。 また、安さを求める顧客には貴社や貴社商品に対する忠誠心(ロイヤリティ)はありません。 では、高くても買ってくれる顧客は、どうして惹きつければよ…

経営コンサルタントの役割

経営コンサルタントが経営者に伴走したり寄り添ったりしても、大した貢献はできません。 顧客自身では気づかない本当の強みに気づき、最も強みを発揮できる市場ニーズにピンポイントに応える領域をアドバイスすることです。 つまり、顧客企業をプロデュース…

モノづくり中小企業あるある その3 価格交渉もできない

大企業と取引しているので価格交渉ができないけど、仕方ないと思う。 でも、納得しているわけではない。 そんなモノづくり中小企業って、けっこう多いですよね。 でも、諦める必要はありません。方法は、いくらでもあります。 youtu.be (22秒)

モノづくり中小企業あるある その1  高品質なのに売れない

貴社の良い品質の商品が売れないで、それより劣る他社の商品が、貴社よりも高い価格で売れている。訳がわからないですよね。

モノづくり中小企業あるある その2 価格の決定権がない

一国一城の主なのに、価格の決定権がないのは、悔しいし情けない・・・。 それはつらいですよね。 youtu.be (16秒)

新技術の登場と市場の拡大は、専門特化のチャンス

新技術の登場と市場の拡大は、ビジネスはどんどん専門化を加速させます。 たとえば、靴の製造は、市場の拡大とともに、紳士用、婦人用、子ども用、ワーク用、スポーツ用、ウォーキング用、カジュアル用、ブーツなどに分かれていきました。 市場が大きくなる…

売上増は必要か?

企業は、ほんとうに、あらゆる面で成長しなければならないのでしょうか? 市場が増え、商品が増え、流通チャネルが増え、外注先が増え、仕入れ先が増え、関係する企業が増えるほど、経営が複雑になり、利益は減ります。 それは、「貧乏暇なし」になってしま…

機能・効果がわかる商品名にすると売れる

小林製薬の商品名には、「のどぬ~る」「熱さまシート」「トイレその後に」など、説明が不要なものがあります。 店頭に並んでいるとき、分かりやすい商品名と分かりにくい商品名があれば、どちらを選ぶ確率が高いでしょう? その答えが、小林製薬の好業績の…

事業の定義の陳腐化の予防策その2 非顧客の動向を知る

会社の外部で起こっていること、特に顧客でない人たちについて知ることです。 経営に関する基本的な変化の最初の兆候が、社内や、自社の顧客に現れることはあまりありません。 非顧客(ノンカスタマー)に現れるのが常です。 したがって、会社は顧客志向では…

ポストコロナのニューノーマル

ちょっと前まで、アフターコロナという表現が使われていましたが、アフターになりそうにないということで、最近はポストコロナが使われています。 ビフォーコロナに戻れないのであれば、以前の仕組みを変えなければなりません。 貴社は、ポストコロナのニュ…

美容室のライバルは美容室じゃない

美容室のライバルは、もはや同じようなことを考えている美容室ではありません。 ドラッグストアであり、美容関連のメーカーです。 あるいは、異業種から参入する美容室の固定概念にとらわれない企業家たちです。 youtu.be (1分11秒)

適性価格を得るには問題解決力よりも問題発見力

今の日本、顧客ニーズに応えるレベルで、適性利益を確保することはできません。 したがって、顧客自身が気づいていない問題を発見し、その問題を解決するオリジナルの提案をする必要があります。 そのためには、顧客の所に出かけ、よく見、よく聞き、質問す…

事業の定義の陳腐化の予防策その1:体系的な廃棄。

2年~3年おきに、すべての事業・顧客・商品・サービス・流通チャネルなどの方針を見直さなければなりません。 そして、「もしいま行なっていなかったとして、いま始めるかどうか」を自問自答しなければなりません。 これらを問い直すことは、事業定義を問…

顧客の評価を知る唯一の方法

買うことによって意思表示するのが顧客ですから、「利益をともなう売上」が、顧客の評価を知る唯一の方法です。 そのためも、自社がやるべきこと、自分がやるべきことに集中しましょう。 (4分56秒)

美容室経営 ポストコロナでも強い経営にする

来店しなくても売上があがる仕組みに変えることです。 それには、商品販売に力を入れるのが最も実践的です。 現在、お客様は他からヘアケア商品を買っています。 それを貴店で買うようにしてもらうだけですから、難しいことではありません。 (2分18秒)

適性な経常利益率を確保するには

中小企業の場合、適性な経常利益率を確保するには、値上げによる粗利益率の改善しかありません。 もちろん、そのためには生態的ニッチを確保し、非競争の事業環境を創る必要があります。

成長した中小企業の誤解

中小企業が成長すると、あらゆる顧客層やあらゆるニーズに、あらゆる商品・サービス・提供方法で応えようとします。 そうすると、例外なく苦境に陥ります。 そもそも中小企業はヒト・モノ・カネ・時間に制限があります。 それぞれ強い競合相手がいるのに、限…

選択と集中の魅力

標準レベルのことを複数やるよりも、すごく上手くいっていることを、ひとつ手がけるほうが、利益率が高くなります。 反対に、一度にたくさんのことに手を出すとほぼ失敗します。 何かがうまくいかなくなると、すべてがうまくいかなくなります。 それは、うま…

美容室経営 対象顧客を絞り込む理由

対象とするお客様を明確にする(絞り込む)と、誰に・何を・どのように、施術・接遇・店販するのかがはっきりします。 それを店づくり、メニューづくり、接遇の標準化、情報発信に活かすと、集客力がアップします。 (1分7秒)

選択と集中を失う2つの要因

ライン拡大とブランドの活用です。 販売・流通の活用、製造では工場の稼働率をあげるため、マーケティング手法がどんな市場でも通用するとの勘違いが、ライン拡大に走らせます。 たとえば、顧客のライフサイクルを追う、地理的に拡大する、価格帯を広げる、…

キーエンス 高収益の秘密

工場用センサーなど制御機器大手のキーエンスは、2021年4~9月期決算で最高益を更新しました。 粗利益率は80%を超え、営業利益率は50%超で国内屈指の高収益体質です。 このような業績を生み出す競合企業との大きな違いは、3つの「スピード」と3つの「止ま…

選択と集中のメリット

ひとつの市場、ひとつの商品やサービス、ひとつの流通チャネルにしっかり的を絞ってスタートし、売上が伸びても商品やサービスを増やさない、価格帯の異なる他の市場にも手を広げないことが重要です。 こうすることで、方向感覚を失うこともなく、目標も明確…

訴求力を高める表現

訴求力を高めるためには、語尾を曖昧にせずに言い切ることです。 言い切ることで、買うのをためらっている顧客の背中を押してやることができます。 商品・サービス・提供方法に自信があれば、自覚と責任をもって言い切ってください。 (57秒)

自社の首を絞めるだけの値下げ

貴社にできる値下げは他社にもできるからです。 したがって、値上げして一時的に売上が伸びても、すぐに他社が追随しますので、売上は伸びず粗利益率だけが下がる悲惨な状況になります。

◆ネーミングを重視する 「名は体を表す」という諺がありますが、商品名が商品のイメージを表していないケースが多すぎます。 売り手は思いを込めた商品名のつもりでも、買い手に伝わらない商品名に意味はありません。 売れるチャンスを逃すだけです。 マーケ…

生産性を向上するにはシンプルが一番

対象ニーズ、対象顧客、商品、サービス、流通チャネル、販売方法、業務プロセスをシンプルにすると生産性が向上します。 仮に仕組みが複雑でも、1つの仕組みに特化できれば生産性は向上します。 反対に、中小企業が仕組みを複雑にすると、間違いなく生産性…

◆美容室経営 ナンバーワンを維持する方法 美容室が流行るようになると、エステやインナービューティに商品ラインを広げようとします。 しかし、そこには強力なライバルたちが待ち受けており、3番手、4番手以下の存在になります。 せっかく地域ナンバーワン…

協力会社からブランドを持つ会社へ

工場を残すためには、下請けに依存した事業モデルから脱却しなければならない。 そう決意した下請け企業の記事をドラッカーの視点で読み解きました。 詳しい内容の動画はこちら。 (6分22秒)

買う買わないの決定権は顧客がもつ

コスト・パフォーマンスを最後に判断するのは買い手です。 しかし、売り手には、自社の商品が価格を上回る価値があることを、誠意を込めて伝える義務があります。 それがビジネスです。