事業の定義の陳腐化の予防策その1:体系的な廃棄。
2年~3年おきに、すべての事業・顧客・商品・サービス・流通チャネルなどの方針を見直さなければなりません。
そして、「もしいま行なっていなかったとして、いま始めるかどうか」を自問自答しなければなりません。
これらを問い直すことは、事業定義を問い直すことにつながります。
そして、さまざまな前提条件を検証せざるをえなくなります。
体系的かつ意識的に廃棄を行なわないかぎり、企業は次から次へと成果があがらない仕事に追われることになります。
行なってはならないことや、もはや行なうべきではないことに、ヒト・モノ・カネ・時間を振り分けることになるからです。