生態的ニッチ戦略

生態的ニッチ戦略で高収益事業へのに転換方法を学べます。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

品質を決めるもの

顧客自身が購入しているものをどう考えるか、どんな「価値」を認めるかによって品質の中身が決まります。 顧客こそ企業の基盤であり、企業を存続させ存在です。 こう考えると、顧客が欠乏し、または必要とするものを提供するために貴社は存在しています。 し…

事業定義の重要性

「わが社の事業は何か、何になるべきか」について定義しておかなければなりません。 それが貴社のビジョン・方向性・努力すべき分野の共通理解をうながし、 ◇何を行なって、何を行なわないか? ◇何を継続して、何を廃止するか? ◇どんな商品・市場・流通チャ…

企業目的は 顧客の創造

売上がなければ事業は成立しません。 売上は顧客がいなければ発生しません。 したがって、利益を伴う売上をもたらしてくれる顧客を創造することが、企業の目的(存在意義)になります。 つまり、顧客だけが、商品に対して支払う意思を持つことで、投入したコ…

現状のマーケティング

企業にとって第一の機能であるマーケティングが、今日あまりにも多くの企業で行なわれていません。 言葉だけで終わっています。 現状のマーケティングは、販売に関係するすべてのプロセスを意味するにすぎません。 それではまだ販売レベルです。 なぜならば…

イノベーションの手順 5

イノベーションは成功の確率が低いので、最初からトップの座を狙うものにしなければ、会社全体としての収益性が低くなります。 しかし、必ずしも大きな事業にすることを狙う必要はありません。 そもそもイノベーションが大きな事業になるか、小さな事業に留…

イノベーションの手順 4

イノベーションは小さくスタートしなければなりません。 大がかりであってはならないし、理想論ではなく具体的なことだけに絞らなければなりません。 それは、初めからうまくいくことは、ほとんどなく、根本的な変更を迫られることが多いからです。 つまり、…

イノベーションの手順 3

イノベーションは既存事業と同じように、限りあるヒト・モノ・カネ・時間を使って行います。 したがって、選択と集中の法則にのっとり、焦点を絞り単純なものにしなければなりません。 つまり、複数のアイデアの中から1つに集中しなければ、焦点がぼやけて…

イノベーションの手順 2

イノベーションは、理論的な分析とともに知覚的な認識です。 数値化して分析できるようになってからでは遅すぎます。 変化の兆しを見つけるために、外に出て、見て、聞いて、質問することです。 知覚を使って、市場や顧客・非顧客の期待、価値、ニーズを知る…

イノベーションの手順 1

まず、機会を分析することから始めなければなりません。 ドラッカーによれば、分析の対象は次の7つです。 ・予期せぬこと・ギャップ・ニーズ・構造変化・人口の変化・認識の変化・新知識の獲得

「より良いもの、より新しいもの」への取り組みの必要性

どのような独自化・差別化も消滅しやすく、かつ、短命です。 したがって、どのようなポジションも確固たるものとは言えません。 業績をあげるノウハウほど、すぐにマネされてしまいます。 つまり、どのような独自化・差別化も一時的な優位性にすぎないと心得…