値上げの役割
企業の目的は社会貢献ですが、第一義的な目標は継続的に利益をあげることです。
ステークホルダー(その企業の利害に関わる顧客、従業員、協力会社、株主、地域など)満足は、利益が源泉になる要素が大きくなっています。
利益をあげないと、顧客満足を生み出す品質・設備投資ができません。
従業員満足を生む出す仕事のやりがい、チャレンジ、給料・福利厚生も、利益が上がっているからこそ実現できます。
協力会社への適性利益の提供、株主への配当・出資金の価値を確保すること、地域への納税・雇用なども利益が源泉です。
しかし、利益をあげていない会社ほど、口を開けば「安くて良いモノを提供する」「顧客満足」と言いますが、本音は、利益をあげたいのです。
常に存続の危機に立たされている青息吐息の会社に、どのような顧客満足ができるというのでしょうか?