2021-05-03 【ドラッカーこぼれ話】貢献を優先する ドラッカーより若い世代の学者たちは、マネジメントという大きな枠組みのなかで、独自の領域を切り開いて、大きな名声を手に入れた マイケルポーターは戦略論の大家、フィリップ・コトラーはマーケティングの父、という具合だ。 しかし、ドラッカーは、マネジメント全般を対象にし、どれか1つの領域に絞らなかった。 それは、名声を得ることよりも、重要な貢献にフォーカスしたからだ。 結果的に、それが独自化(オンリーワン)の領域を切り開いた。 確かに、ドラッカーの他に、体系的なマネジメントを取り扱った人はいない。