ドラッカーは、
・既存顧客と潜在顧客は誰なのか?
・彼らは何を買っているのか?
・彼らはどこにいるか?
・何を読み、テレビで何を観るか?
などを知ろうとするとき、経営は正しい方向に向かっていると考えていました。
ちなみに、ドラッカーはテレビを見なかったそうです。
そのため、ドラッカー宅のリビングにテレビが入ったのは、ドラッカーが亡くなってからでした。
何が競争上の優位性であって、何がそうでないかということも、あまり重視していませんでした。
そんなことよりも、既存顧客や潜在顧客が、商品やサービスの強みをどう考えているか、彼らが何を評価しているかが重要だと考えていました。